NGO Umbilical Cord(以下、「本法人」といいます)は、児童・生徒、および、そのご家族、職員、関係者、ならびに、当法人の活動を反社会的目的やその他の脅威から守るために、以下のポリシーを策定し、厳格に運用します。
1. 基本方針
当法人は、反社会的勢力や違法行為を行う団体・個人との関与を一切排除し、児童・生徒および関係者の安全を最優先に考え、以下の基本方針を遵守します。
- 反社会的勢力との関係を一切持たない。
- 児童・生徒やそのご家族、職員に対する脅迫、暴力、詐欺行為等に対して断固たる措置を講じる。
- 法令を遵守し、警察・行政機関・弁護士等と連携して対策を実施する。
- 内部監視体制を強化し、不審な活動を早期に発見・排除する。
2. 反社会的勢力の定義
本ポリシーにおいて、以下に該当する団体・個人を「反社会的勢力」と定義し、いかなる関与も禁止します。
- 詐欺的商法、違法ビジネス、違法取引を行う者
- サイバー攻撃や違法行為を通じて社会秩序を乱す者
- 児童・生徒や関係者に対して脅迫、嫌がらせ、不当要求を行う者
- その他、社会的に不適切と判断される行為を行う者
3. 反社会的勢力排除のための具体的対策
当法人は、反社会的勢力の関与を防ぐため、以下の具体的対策を講じます。
(1)契約・取引における排除措置
- 取引開始前に、関係機関と連携して取引先・関係者の反社会的勢力への関与の有無を確認とする。
- 契約書に「反社会的勢力排除条項」を明記し、違反が発覚した場合は即時契約を解除とする。
- 不審な取引や不正な要求があった場合は、速やかに法的措置を講じる。
(2)職員・関係者の教育と意識向上
- 反社会的勢力の特徴や脅威について、定期的な研修・勉強会を実施する。
- 職員が不審な行動や不正取引に巻き込まれないよう、内部監査を実施する。
- 児童・生徒およびそのご家族にも、詐欺や犯罪行為に関する注意喚起を行う。
(3)警察・行政機関との連携
- 反社会的勢力による脅迫や違法行為が発生した場合、直ちに警察や弁護士に相談し、適切な対応を取る。
- 児童・生徒やそのご家族への脅威が認められる場合、保護措置を講じる。
- 防犯対策の強化を目的とした行政機関との協力体制を構築する。
(4)サイバーセキュリティ対策
- 反社会的勢力による不正アクセス、データ流出、詐欺行為を防ぐため、最新のセキュリティ技術を導入する。
- SNSやインターネット上の脅迫行為に対しては、専門機関と協力し、迅速に対応する。
- 児童・生徒がインターネット上で犯罪に巻き込まれないよう、適切な指導、および、ガイドラインを提供する。
4. 児童・生徒およびご家族の安全確保
児童・生徒やそのご家族の安全を最優先に考え、以下の安全対策を実施します。
- 施設およびイベントの入退場管理を徹底し、不審者の侵入を防止する。
- 緊急時の対応マニュアルを策定し、職員・関係者に徹底する。
- 児童・生徒が登下校時に危険を感じた場合、すぐに保護できる仕組み「SOS”こども110番”」などを構築する。
- 児童・生徒が相談できるホットラインを設置し、脅威や不安に対して迅速に対応する。
5. 内部監査および見直し
当法人は、本ポリシーの実効性を維持するため、以下の取り組みを行います。
- 定期的にポリシーの見直しを行い、新たな脅威に対応する。
- 反社会的脅威や犯罪事案に関する自治体の情報を収集し、対策を強化する。
- 児童・生徒やそのご家族、学校や職員、自治体からの意見を取り入れ、継続的な改善を図る。
制定日:2025年1月1日(最終改定日:2025年1月1日)