シンプルとは?

シンプル=レッジョ?

レッジョエミリアとは?

【レッジョの100のことば】

子どもには 100とおりある。

子どもには 
100のことば 100の手 100の考え 100の考え方 遊び方や話し方

100、いつでも100の聞き方 驚き方 愛し方

歌ったり
理解するのに 100の喜び
発見するのに 100の世界
発明するのに 100の世界
夢見るのに 100の世界がある
子どもには 100のことばがある
…それから、もっともっともっと…

けれど99は奪われる

学校や文化が 
頭とからだを ばらばらにする

そして子どもに言う

手を使わずに考えなさい
頭を使わずにやりなさい
話さずに聞きなさい
ふざけずに理解しなさい

愛したり驚いたりは 復活祭とクリスマスだけ

そして子どもに言う

目の前にある世界を発見しなさい

そして100のうち 99を奪ってしまう

そして子どもに言う

遊びと仕事
現実と空想
科学と想像
空と大地
道理と夢は
一緒にはならないものだと

つまり、100なんかないと言う

​ 子どもはいう
でも 100はある!


これは、レッジョ・エミリア・アプローチの核心となる、ローリス・マラグッツィが提唱したものです。

こどもは「100のことば=100の表現の方法」を持っているのに、大人や学校がその多くを奪ってしまう、という警鐘を鳴らしています。

失われがちな子どもたちの、多種多様な表現の方法や、生まれながらにして生物が有する、あるがままの潜在能力を、いかに守り・引き出し・社会での輝きへと繋げていけるか。

ことば(多様な表現の方法)」というシンプルな考え方や真実の価値を、児童生徒らと共に地域社会に共有していくことで、インクルーシブ教育や安心安全幸福な社会の実現に資することができればと思います。

このページの内容はコピーできません