
「ひきこもり」と言うと、「=若者」と云うイメージが先行しがちですが、実際には 高齢者、専業主婦、中年層、障害を抱える方、外国人女性など、多様な背景と年齢層の人々が「社会との繋がりを失った状態」にあります。
「ひきこもり現象」の定義
「ひきこもり現象」とは本来、「外出せず、社会参加が困難な状態」にある事を言います。
ですが、更に深く掘り下げると、「心の扉を閉じて、世界との繋がりを感じられなくなっている状態」とも言えます。
そしてそれは、年齢や肩書きに関係なく起こるものです。
彼らにとっての、充実した人生とは?
それはきっと、「社会的な成功」や「外に出る事」だけでは測れないはずです。
1.居場所と役割の再発見
●自分が「居て良い」と思える場所がある事。
●誰かにとって「必要な存在」と感じられる事。
例:高齢者が得意な編み物を子どもたちに教える、専業主婦が子育て経験を活かして保護者支援に関わる etc。
2. 小さな「繋がり」の積み重ね
●家族以外とのちょっとした会話がある。
●季節の移ろいを誰かと感じられる。
●SNSで共感される言葉を発信する。
「ひとりだけど、ひとりじゃない」と思える感覚が、心の健康を育てていきます。
3. 物語を取り戻すこと
●「自分には意味がある人生を歩んできた」と思える。
●「これから先にも、新しい展開があるかもしれない」と思える。
GuardianのT = Transformational(物語的成長と意味の再構築)に通じますね。
「充実」は、外に出る事ではなく「心が動くこと」
たとえ外に出られなくても・・・(例)、
●誰かとのチャットでのやり取り。
●ガーデニングで命を育む。
●想いを絵や文章で表現する。
これらですら「人生を充実させる行為」です。
心が再び動く12のきっかけ
~ ひきこもりの人生に、そっと光を差すためのGuardian流メニュー(例) ~
1.”こども110番”プロジェクト
誰かの名前を呼ぶように、誰かの声を聴くように、心の声(チャット)を送る。
●Guardianの公式LINEからでもOK。
●自分の想いを誰かが知ってくれる体験を。
2.優しい仕事「お家マルシェ」
●在宅可能な趣味作業、手作り品の販売など。
●専業主婦や高齢者が活躍できる “社会と繋がる出窓”。
3.みんな放課後クラブ
自分の「好き」を、誰かと共有する時間。
●アニメ、昭和歌謡、料理、盆栽… どんなテーマでもOK。
●オンラインでも参加できる。
4.デジタル回覧板
地域や家庭にいながらGuardianの「近況」「ありがとう」「応援」を共有できるオンライン掲示板。
●誰でも投稿OK、ただ見ているだけでも安心感。
5.なにもしない
人と話すのが苦手でも、隣に座ってくれる人がいる。
●話しても、話さなくてもいい。
●安心できる距離の空間。
6.「もう1人のわたし」
絵・文章・コラージュ・写真・動画などで、内なる自分を表現する表現セラピー。
●実名でなくてもOK、仮の名前やキャラクター設定も可。
●表現の自由が「再生」につながる。
7.家族じゃない「誰か」と出会う日
血縁でなくても、心の繋がりがあれば家族(ファミリー)になれる。
●寄り添う“緩やかな親戚関係”のような場。
●Guardianファミリーの一員として。
8.星夜のメッセージ
夜空を見上げながら、“今の自分に必要な言葉” を受け取るセッション。
●Guardianから届く、あなたへの小さな詩。
繋がりと感性の交差点で心の灯がともる。
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